松田栄吉の開いたお店は
1923年の関東大震災の後
魚河岸と共に築地へ移転する。
その頃の牛丼は鰻丼と同じほど高価だった。
お客は舌の肥えた職人たちで、
求められたのは安さよりも早さと旨さ。
「はやい・うまい」は創業当時からのフレーズ
当時築地でアルバイトをしていた人によると
カウンターでその人が復唱し終える頃には
キッチンで店長が盛り終えていたという。
「やすい」が加わるのは1968年以降で
2号店ができてからです。
当初のキャッチフレーズは
「はやい・うまい・やすい」
1980年以降は
「うまい・やすい・はやい」
今はうまいよりも
「楽しい」が儲かるフレーズですよ。
覚えておいてね。